機能性材料の開発

[生物ラジカル検出材料・熱応答性材料・感光性材料]

佐藤 力哉 准教授

生物ラジカル

内容

1)生物ラジカル検出材料の開発:生物ラジカルは様々な疾病の原因物質の一つとされ、それらを検出することは、予防の観点からも大切である。ところが、一般に生物ラジカルは寿命が短く、直接それらを検出するのは難しい場合が多い。そこで本研究ではそれら生物ラジカルをESR法にて検出するための試薬の開発を行っている。図はネズミの一酸化窒素の検出図

2)熱応答性材料の開発:ポリN-イソプロピルアクリルアミド(PNIPAM)は38℃前後で物性変化を起こす興味ある材料である。そこで本研究ではこのPNIPAM構造を有する様々なポリマーを合成しそれらの熱応答性を調べ、様々な用途に利用することを検討している。図はポリビニルアルコール(PVA)にPNIPAM構造を導入した熱応答性性材料(PVA-PNIPAM)であり、38℃で親水性から疎水性に物性変化を起こす。この性質を利用して、水中からの有機物の回収剤として利用を検討している。

3)感光性材料の開発:感光性材料はフォトレジスト材料(図)に代表されるように様々な分野で応用が可能である。本研究では、より短波長の光に反応する感光性材料の開発を目指している

4)その他の材料開発:上記以外にも固体ロケット燃料等の開発も行っている。

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