グリーンケミストリー最前線:未活用有機資源の有効利用

[有機資源リサイクル,未利用有機資源,超臨界水]

多賀谷 英幸 教授

リサイクル

内容

石油や石炭などの化石資源、木材などのバイオマス、廃棄物中のプラスチックなどの有機炭素資源は、エネルギーなどの燃料や身の回りに存在する多様な化学製品の原料として私達の生活を支えています。

当研究室では、環境にやさしい工学であるグリーンケミストリーを物つくりの考えの基礎に置き、無害で安全な「水」を溶媒とした多様な未利用有機炭素資源の化学変換反応による有用資源化の可能性を明らかにしてきました。

例えば熱硬化性樹脂は、これまで燃焼による熱回収しか利用方法がありませんでしたが、高温水中で効率よく構成単位に分解しリサイクルできる事が明らかになっています。

「水」は、100℃以上の高温の閉鎖空間で優れた物理的・化学的性質を示し、未活用な有機資源の変換反応を促進するなど、未来の環境改善に大きな可能性を有する溶剤です。

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